“世界を目指さない日本人”を体現するジャニーズ

この前、ジャニーズの会見があった。ご存じジャニー喜多川による性加害についての会見だ。

内容は省くが、筆者が一番疑問に思ったことは、「社名を変更しなかったこと」だ。

もはや海外では“ジャニー喜多川”は幼い男の子への性加害の象徴だ。もちろん当たり前だろう。

その“ジャニー”の名を使い続けるというのだからびっくりだ。

だが同時に、納得する部分もあるのである。

それは、

“ジャニーズは世界に目を向けていない”

“ジャニーズは世界を知らない”

“ジャニーズは世界で通用しない”

結局のところ、こういうことだ。

少なくとも今回の対応で、“世界で通用しない事務所”であることが確定してしまった。

世界の流れが分かっていないのだ。だから平気で今回のような対応をする。

世界は子供への性加害に厳しい。というか、当たり前に厳しくするべきなのだ。

そんなこともわからないのだ。

今回の事案を一言でいうと、

日本の恥

だということが、まだわかっていないのだろう。

もちろん今回の対応もセットでだ。

なぜジャニーズ事務所はこの程度なのだろうか。

思い当たる答えが1つある。それは、

『ジャニーズ事務所は世界を目指してこなかった』

つい最近、Travis JapanJというグループが世界向けに活動していたりする。だが・・

遅すぎないか? 今まで何をしていたんだ?

(しかも、その土壌を作ってくれたのはBTSだ。彼らのおかげでアジアのアイドルが注目されている。)

答えはわかっている。

ジャニーズは日本のバラエティー番組で満足してしまった。

アイドルが歌って踊るのは当たり前だ。重要なのはそれ以外の話だ。

ジャニーズは歌って踊る以外に何をしている?

『日本のバラエティー番組に出る』

ほとんどこれだけだ。こればっかりやってきた。

そしてそれを重視するあまり、歌と踊りすらクオリティが低い。

よく韓国のアイドルと比較される時、日本のファンは、

『日本のアイドルは個性を尊重する。』

と言う。

言い訳はやめないか?

筆者はファンでもアンチでもないが、事実を言うのであれば、

“ジャニーズのパフォーマンスはすごいと思わない”

三浦大知やEXILEの方がすごいと思う。

そしてもう一つ、恐ろしいことがある。

それは、ジャニーズを擁護する人間がたくさんいることだ。

もちろんその人間たちも、上記の通り世界の流れがわからない

そして世界に目を向けない人たちだ。

ジャニーズとそのファンたちは、同じレベルの人間なのだ。

そしてジャニーズタレントを起用し続ける企業も同じだ。

“世界で通用しない企業”

予言しよう。

世界で通用しない企業はジャニーズを起用するだろう。

まとめ

日本の才能がどんどん海外に進出すること、それが国益なのである。

そうであってほしいと、筆者は思うのである。